hana_pmdd’s blog

はなのPMDD闘病アカウント。PMDDという生理前症状があることを1人でも多くの方に知ってもらいたい。

入籍、転籍、同棲の話

前の記事で、夫と出逢う前のお話をしましたが、ここでは夫と同棲してからのお話をします。

PMDDを発症するまでには様々な原因となる出来事がありました。その出来事は全て私にとってストレスとなっていたものです。夫婦になる前も夫婦になった後も小さなストレスはずーっと続きます。

 

【小さなストレス①】夫婦になるための手続きは圧倒的に女の方がめんどくさい。これは結婚した女性なら誰しも感じることではありますが、苗字と住所が変わっただけで今まで使っていた全ての物を変更しなければならないという問題です。結婚ってこんなにも大変なのか…と途方に暮れました。忘れっぽいため手続きしたものとこれからするものを分けてカレンダーに日にちを書いて整理しました。

 

【小さいストレス②】私が転籍した職場は回復期リハビリテーション病院で、リハビリ専門の病院です。私が感じていた「この仕事自分に向いていないのではないか」という考えは無くなってしまうほど、今まで以上にやりがいを感じることができました。職場の上司も良い人ばかりでパワハラする人もいないし寧ろファミリー感ある温かい職場です。こっちに来て本当によかったと感じました。

ところが…

私はそんな恵まれた職場にもストレスを感じるようになったのです。急性期病院から来たというだけで過度に知識面で期待されプレッシャーで押し潰されそうになりました。また、ゆっくりと流れる時間の中で職場内での委員会や症例発表会が豊富であり、後輩指導、実習生指導など違った忙しさを感じました。


 【小さなストレス③】私たちは付き合って1年後に同棲し、入籍してから一年後に結婚式を挙げるというゆっくりとしたスケジュールで進めていました。まずは引っ越しからスタートしました。クリスマスに退職し、その日から10日間の休み期間に住んでいたマンションを解約し、自分の車に荷物を詰め込んで地道に運ぶ作業と彼の家に運んだ荷物を片付ける作業を繰り返しました。元々、小さい頃から親が転勤族なので引っ越しには慣れていましたが、彼の1LDKの一人暮らし用のアパートにもう1人分の荷物を詰めるとなると収納が足りず家がパンクしそうでした(笑)狭苦しい二人暮らしが始まりなんだか息が詰まるような気分でした。(自分が転がり込んだから文句言えず)

同棲の縛りは沢山あります。夜寝たい時間に寝れない、家事の量は2倍、相手のすることがいちいち気になる、監視されてる気分…etc

本当は共働きだから家事は分担したい。分担表を作って冷蔵庫に貼ってみたけどやるはずもなく、当たり前に誰もが感じるであろう小さなストレスは着々と私の中に溜まっていきました。

 

それでも前の職場から解放されたこと、結婚できたことの喜びがありました。良き妻でありたいという思いが強く、不満はなるべく口にせず、冗談ぽく言ってみたり揉め事にならないように過ごしてきました。

 

心の中では、私はいつになったら忙しさから解放されるのだろう、いつになったらストレスから解放されるのだろうと考えていました。

 

結婚はゴールではありません。スタートです。って誰かがTwitterで呟いてた。まさしくそうだゎ。

(ゴールだと思ってた自分がいた…)先が見えない不安を感じました。ゴールはどこだろう?


後に私はストレスを感じやすい気質であることに気づきます。


つづく…