hana_pmdd’s blog

はなのPMDD闘病アカウント。PMDDという生理前症状があることを1人でも多くの方に知ってもらいたい。

PMDDと不妊治療の両立【第二弾】

 おはようございます。気分が落ち込んで布団から出られないはなです。


 最近、調子が良くなっているとお話ししましたが、やはり波があったようです。今、鬱症状が出ています。いつから出始めたかというと、心療内科を受診した次の日27日の昼頃からです。今日は11/27のお話をしようと思います。


 心療内科で、調子が良さそうだと言われたのに次の日が悲劇でした。


 実は、不妊治療をしていますが流産後なかなか妊娠せずあれから半年が経ちました。婦人科でもステップアップの話が出ており、次は人工授精をする予定です。夫婦でも話し合い、同意書にサインをしました。



口論の始まり
 27日は夫が休みでした。私はいつも通り起きて洗濯を回し、朝食の準備をします。夫は「休みの日はしっかり休む」というスタイルで、なかなか寝室から出てきません。夫のマイペースな所にはもう慣れていますが、私と生活リズムや日々の過ごし方が違いすぎてうんざりすることがあります。

夫の平日(仕事の日)の過ごし方
仕事→帰宅→ソファでくつろぐ→夕食を食べる→ソファでくつろぐ→風呂→就寝

夫の休日の過ごし方
好きな時間に起きる→朝食を食べる→自由に過ごす→昼食を食べる→自由に過ごす→夕食を食べる→ソファでくつろぐ→風呂→就寝


 お分かり頂けたでしょうか?このルーティンは自分が親と暮らしていた高校生くらいまでの過ごし方ですよね?何もせずともご飯が用意され、お風呂が用意され、寝るまでの時間、身の回りのことを面倒みてもらっていた頃。それはそれは過ごしやすかったです。しかし、ご飯は誰が準備してくれましたか?お風呂は誰が洗いましたか?洗濯は?


 そう、私の体調が良い時は夫は何もしてくれないのです。しかも私が仕事をしていないからなおさら任せっきり。「このまま復職したら、この毎日の仕事量で夫より体力のない私は仕事と家事の両立をやっていけるだろうか?これに育児が加わったら…」と急に不安を感じました。夫は「無理してやらなくていい」とは言ってくれます。それは優しさで、悪意は全くないのもわかります。でも、私がやらなかったら夫もやりません。仕事は溜まる一方…夫はそれをわかっていないのです。それと、仕事が溜まっていると感じる閾値が違うようです。たとえば、私は洗濯物が洗濯機一杯になったら溜まったと感じますが、夫は洗濯物が洗濯機から溢れて2回回さないといけないくらいになったら溜まったと感じるようです。その違いから、家事の仕事がどのくらいあるか気づくのにも差が出てしまっています。


 毎日の生活の質を下げることも考えましたが、やはり汚い家だと不快に思います。かといって常に清潔を保とうとすると家事の量が増えます。家事の量が増えると体力のない私にはできません。そこにイライラしてしまいます。PMDDを発症する前は、家事は自分なりに完璧にこなせていたので家事をこなせた満足感を知っています。だからこそできない今が辛く感じるのです。


 何度説明しても、夫は「できないならやらなければいい、仕方ない」と言います。私は仕方ないじゃなくて「一緒にやったら早く終わるし使う体力も半分で済む」と言いますがなかなかニュアンスが伝わりません。段々イライラしてきて、自分がちゃんと出来ない現実と誰にも助けてもらえない、わかってもらえない歯痒さとこれからの不安が一気に襲ってきて突然パニック状態になってしまいました。頭の中で思考のグルグルがキャパオーバーになったみたいです。


 涙が止まらない、息が苦しい、体が暴れるのを制御できません。床に頭を何度も打ちつけたり物を投げたり、自分の腕を強く握りしめて抑えようとするけど止まらない。発作です。暴れる私を押さえつける夫に暴言を吐きました。ここには書けないくらい酷いことをスラスラと…もう、自分が情けなくて、悔しくて…
ハッと気づいた時にはもう遅かった。人工授精の同意書をビリビリに破ってしまった。hcg注射の予約表もビリビリに破いてしまった。自分で不妊治療を中断してしまいました。


 夫が悪いわけではありません。世の中では妻が家事をするのが当たり前と思っている夫がほとんど。その中でも、少しでも手伝おうとしている夫もいます。私の夫もその中の1人です。また、完璧にこなしたいと思っている妻がほとんど。しかし、上手くいかなくてイライラする妻がほとんど。何が悪いって、根本的に男と女の脳が違うし考え方や育ち方が違います。男女が一緒になるということで一番大変なのは生活を共にすることです。私みたいに生理前に体調が悪くなる人はどのように生活するのがベストなのでしょうか?夫はどうサポートすれば良いのでしょうか?


 11/27はhcg注射を一回打った翌日でした。排卵誘発剤のせいなのか、単に私の体の状態なのかわかりませんが、とにかくPMDD不妊治療の両立は不可能に近いです。全く逆の治療なので。夫も私も早く子供が欲しいだけなんです。そして、早く生理を止めたいだけなんです。時間が辛いです。ひと月が長く感じます。果てしなく長い戦いに感じます。終わりはいつ来るのでしょうか?というか、終わりとは?


 12月は一旦不妊治療はお休みしようと思います。


 朝から暗い話をしてしまい、申し訳ありませんでした。PMDD不妊治療の両立をされている方他にもいらっしゃいませんか?心細いので、お仲間が欲しいです。どなたかお声掛けを…泣)


 ゆっくり休みます。はなでした。

現在のPMDD症状について

 おはようございます。はなです。

 今日は、現状報告と今後について書いておこうと思います。主に自分の記録のためです。


 現状、生理前の身体的精神的症状はかなり落ち着きました。以前あった症状から今はどうか⚪︎△×をつけていきます。
症状あり⚪︎(服薬必要)、症状軽度△(我慢できる)、症状なし×

【身体症状】
☆関節痛(股関節、腰)・・・△
☆筋肉痛(肩こり、背中の張り)・・・⚪︎
☆頭痛・・・⚪︎
☆吐気、嘔吐・・・×
☆倦怠感・・・△
☆眠気・・・⚪︎
☆熱っぽさ・・・⚪︎
☆聴覚過敏、難聴・・・△
☆動悸・・・⚪︎

【精神症状】
★イライラ・・・△
★不安感・・・△
抑鬱・・・△
★焦燥感・・・△
★不眠・・・×
★自己嫌悪感・・・△
希死念慮・・・×
★パニック・・・×


 以上、私の今の現状です。生理前に死にたくなることが無くなりました!それと、吐気がなくなったのでご飯が食べれるようになって体重が1キロ増えました!それが一番嬉しいです。心療内科の先生が処方してくれたSSRIが精神症状にかなり効きました。また、貧血症状が軽減したことによって、身体的にかなり楽になりました。


 昨日は、心療内科受診でした。先生に「顔色良くなったね!」と言われ、嬉しかったです。私の最終目標は復職ですが、今回はまた休職2ヶ月延長の診断書をもらいました。理由は、"現状、仕事復帰できるかもしれないが、症状に波があり毎月安定していない為"です。今回、婦人科受診もしましたが、ホルモン検査で黄体ホルモンの値が6.9でした。基準値は10です。PMS/PMDDはホルモンが正常に分泌されることによって脳の感受性が過敏な人が発症するものです。今回は黄体ホルモンが少なかったため、症状が軽度であった可能性があります。


 もう少し様子をみて、復職を目指そうと思います。目標は、新入社員が入る前の3月の復帰です。最初は無理せず、時短から始めたいと思っています。

幸せとは

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 今日のお題は『幸せとは』についてです。
私が語るよりもお年寄りの方が語った方が説得力もあるし心に残るかと思いますが、今まで人に言われて嫌だったことを思い出してしまったので語りたくなりました。すみませんが語らせてください。


 『幸せ』ってなんですか?世間一般的な幸せって何?私にはわかりません。物だったらコレが幸せだよって言えるけど、感覚のことでしょ?示せるわけないじゃんって思ってしまいます。『彼氏がいる=幸せ』じゃないし、『結婚=幸せ』でもない、『子供がいる=幸せ』とは限らないですよね?だって、それぞれがそれぞれの人生を歩んでいるのだから。彼氏がいても過去に浮気された経験があったり、今浮気されていたり、そんな状況で幸せとは言えない。結婚だって、両親の反対を押し切ったために親族と絶縁関係になってしまったり、結婚してから夫婦の仲が悪くなったり、結婚できたからといってその後どうなるかわからない。結婚式の時は幸せそうな姿見せていてもすぐに離婚する夫婦だって居るのだから。子供がいても望んで出来たわけではなかったり、子供がいることで夫と上手くいかなくなったり、世間から見て『幸せそうな家族』って実際はどうかなって思う。


 色んな幸せの形があっていいと思う。幸せって自分が居心地のいいところであって、自分で幸せだと感じることだと思う。他人が、「あなたは結婚できてるんだから十分幸せじゃん!私なんて…」とか、「あなたはこんなに裕福でも幸せと思ってないの?贅沢だね」とか、自分の幸せの基準を人に押し付けるような言い方をするのは良くないと思います。妬みは不幸になります。自分を惨めに感じて、自分を自分で不幸にしているんだと思います。「結婚出来て羨ましいなぁ〜早く私も結婚したいなぁ」とかなら相手を傷つけることはありません。応援したくなるし、そういう言葉は周囲が覚えているもので、友人から異性を紹介してもらえる機会も増えると思います。結果として自分で幸せを呼び込むことができるのではないかと。


 言霊と言いますが、そういう力ってすごい大きいんだと思います。言葉かけで人を幸せに出来る人は自分にも幸せが舞い降りてくると思います。辛いことがあっても、誰かが助けてくれたり、気にかけてくれたりします。言葉で人を傷つけたり不快な思いをさせたりする人は、自分で自分を不幸にします。そういう人には誰も近寄らないし、辛いことがあった時に簡単に見捨てられてしまうこともあります。


 back numberさんの瞬きという曲では、『幸せとは星が降る夜と眩しい朝が繰り返すようなものじゃなく、大切な人に降りかかった雨に傘をさせることだ』という歌詞のフレーズがあります。幸せについて上手く表現されていて、とても温かみのある歌詞なので私はこの曲が大好きです。幸せとはコレとはっきり示しているのではなく、ふんわりとぼかしつつ明確に、人を大切にすることは大事なことだ、大切な人を大切にしようと言っていて、その通りだと感じました。

 ずーっと幸せが続くことなんてあり得ないことです。時間は過ぎているし、環境も日々変わるものです。私は、幸せと不幸は交互に降りかかると思っています。私の人生がそうだから。今はどちらかというと不幸の方で、どん底からは解放された気がします。なのでこれからは幸せに向かっていくのだと信じています。夫が私を支えてくれているのは、夫にとって大切なのは私で、私に降りかかった雨に傘をさせることに生きがいを感じているからと伝えてくれました。瞬きの曲に沿ったそのセリフにくささを感じつつも、嬉しくて笑顔と涙が溢れてはなはぐちゃぐちゃになりましたとさ。めでたしめでたし。

回復の兆し、希望の光

 こんにちは!最近、体調が良くなってきました。
今は元気いっぱいのはなです!


 今日は、なぜ体調が良くなってきたのか、元々私がどういう人間だったか、そしてPMDDになって考え方がどう変わったかをお話しようと思います。


体調が良くなってきたきっかけは?
 たぶん、私の中で色々あって、①夫の支え②休職③薬物療法④栄養管理⑤考え方を変えたこと から、全てが良い方向に向かっていったのだと思います。

①夫の支え
 夫は「何もしなくていい、休むことが仕事」と呪文のように毎日言葉にして伝えてくれて、私に言い聞かせました。焦りや不安、仕事が出来ないことの自責感から解放される言葉でした。

②休職
 仕事を休むことに対して最初は焦りが多かったです。心療内科の先生が「1ヶ月はあっという間だから2ヶ月おきにしようか」と休職期間を延ばしてくれたおかげで職場からの電話連絡も少なくなり、焦りが減りました。

薬物療法
 私の場合は最初メイラックスという緩徐に効く薬と漢方を使用していましたが、全く効果がなくロラゼパムに変更しました。発作時に飲むようにしていたのですが、発作が起きてからでは遅くセルトラリンに変更し、セルトラリンは常用、ロラゼパムは頓服で処方してもらいました。それでやっと飲むタイミングもわかるようになり、発作の回数が減りました。

④栄養管理
 以前にも紹介しましたが、私は隠れ貧血があるため、立ちくらみや食欲低下などの身体症状の改善を図り、フェリチン鉄のサプリメントを服用するようになりました。その結果、ご飯が食べられるようになり、口から栄養が摂れるようになりました。その他にも栄養価の高い食材を選んで買って調理して食べることも意識しました。

⑤考え方を変えた
 以前は「何も出来ない、情けない、生きてる価値がない」と生理前に出てくる思考にそのまま気持ちがもっていかれていましたが、思考に逆らうように「何もしなくていい、回復には休むことが大事、自分を守る、生きてるだけで偉い」という考え方に変えました。誰よりも自分を一番に考えることで、自分が何がしたかったのか、本当はどういう気持ちなのかに気づくことができました。


元々どういう人間?
 どういう性格の人がPMDDになりやすいかって研究が進んでいるわけではないので、PMDDになった私のことを書いておきたいと思います。
 元々、私は明るい性格、真面目、綺麗好き、よく喋る、甘え下手、長女気質、よくふざける、よく笑う、基本マイナス思考、内向的、打たれ強い、根気強い、感情豊かで喜怒哀楽が激しい、影響を受けやすい性格だと周囲の人に言われます。まさか、打たれ強いはずの私が精神疾患を患うことになるとは思ってもいませんでした。



PMDDになって考え方がどう変わったか
 元々私は、鬱になるような人は心が弱い人だと思っている派の人間でした。自分がPMDDになってそれを思い知らされました。全くそんなことはない、誰にでもなり得る病気なのだと。OTという職種で鬱病の人のことを全く理解できていなかった自分を恥ずかしく思いました。私は、人を助けたり人の役に立つことにやりがいを感じるので、今後は同じ悩みをかかえた人達の助けになれたらいいなと思っています。


 質問にも答えますので、InstagramのDMでぜひ質問してください。お待ちしております。
https://www.instagram.com/hana_pmdd/

私のHSS型HSPなところ

 今日は、HSS型HSPについて私の特徴をここに書いておきたいと思います。私が自分で見て確認するために書くので自己満足になるかと思いますが…
同じHSPの方に共感して頂けると嬉しいです。


 強度HSPの私が得意なことと苦手なこと
【得意なこと7つ】
①人の気持ちがわかる(共感力が優れている)
②文章から人の気持ちが理解できる
③体調悪い人や落ち込んでいる人にすぐ気づく
④相手の良い所を引き出すことができる
⑤子供や動物の心を開くのが早い
⑥想像力、創造力に優れている
⑦サポート役に優れている

 よく人に優しいと言われます。優しいと思われたいから自然とそうしてるみたいです。まぁ、根本的に他人に酷いことが出来ないんですよね。親しい仲の人になら素を出せるのですが、学校や職場では優しい以外のキャラになれません。また、子供からはこちらが構ってあげなくても何故か好かれます。動物はすぐに懐きます。リーダー役よりリーダーをサポートする役(副リーダー的ポジション)では一番能力を発揮できます。

【苦手なこと7つ】
①人混み(祭り、満員電車、満席の居酒屋、街中)
②雑音(パチンコ屋、煩い音楽、話し声、TV)
③他人の意見を否定できない、嫌と言えない
④サボる事、楽する事が苦手
⑤店員さんに話しかけられるのが苦手
⑥美容院の待ち時間が苦手
⑦人前で何かをするのが苦手

 人や音に敏感で人混みや雑音の多い場所に行くとかなりエネルギーを吸い取られます。極力避けたいです。デパートでは店員さんに話しかけられることが多いですが、何と答えてよいのかわからず、ガツガツこられると買わないといけないような気持ちになってしまうし、上手く断れません。美容院での待ち時間はどこにどのように座ってどう待てば良いのかわかりません。人前で発表なんかは緊張しすぎて気分悪くなります。


職場でのあるある
●体調不良で休みにくい
→「体調悪かったら休んで良い」と言われていても、感染症じゃない限り無理して仕事しようと思ってしまう。(他の人にフォローしてもらうのが申し訳ない)
●ペアで行う仕事はほとんど自分がする
→ペアの人と分担してやるのが苦手で、つい自分の方が多くこなしてしまう。(仕事は1人でやりたい)
●昼食は1人で食べたい
→人が隣に来たら会話しながら食べるけど、基本1人の方が楽(休憩時間なのに気を遣うと休憩できない)
●休憩時間が足りない
→休憩時間、1人で居られるスペースがないと休憩した気にならない
●頼まれごとを断れない
→頼まれたことは自分の仕事と思ってしまって断れずに引き受けてしまう
●頼めない
→後輩にさえ自分から頼みごとができない。分担した方が良い仕事も申し訳なく思って頼めない


恋愛あるある
⚪︎嫌われたくないという気持ちが強く、嫌なことがあっても嫌と言えない
⚪︎相手の気持ちを確認しすぎてしまう(同じ映画を観てどう思ったかなど)
⚪︎表情から裏の感情が読み取れてしまい勝手に傷つく
⚪︎相手の一言から色んな意味が想像できるため、悪く考えて落ち込むことがある


友達あるある
○優しいから許してもらえると思われがち
○ドタキャンされがち
○友達のしたいこと優先になりがち
○わがままに振り回されがち
○人生相談所になりがち



 以上が私のHSP特性です。一見内向的が強く表現されていますが、その前後に突進型の特質もあります。例えば、疲れるとわかっていても、旅行に行くために満員電車を選択したり、買い物したいためにデパートに行ったり、友達と会いたいために祭りに行ったりしてしまうことです。そして後で疲れ果てて後悔します。また、他者評価を気にしすぎて、疲れていてもやらなければと自分を追い込んでしまう癖があります。それが私のHSS型の部分です。


 自分の特徴がわかっていれば、これから良い所をどう活かすか、悪い所をどう変えていくか見つめ直すことができます。そして、私のPMDDという病気も根本の考え方から直せれば、鬱の時に落ち込みすぎなくて済むのではないかと思います。
未来の自分へ…どうか、人にだけでなく、自分に優しくできるようになってください。自分を好きになってください。

体調不良から1年、変わったこと

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 体調が悪くなってから1年が経ち、休職してからは4ヶ月経ちました。

 明日から10月ということで、PMDDになってから変わったことを書いておきたいと思います。

 私が体調を崩し始めた(精神的におかしいと気づいた)のは、ちょうど去年の9月くらいでした。今思うと7月頃から症状は出ていたのですが、体が怠くても痛くてもやらなきゃいけない事が多くて目の前のことで一生懸命で気づきませんでした。ビタミン剤とロキソニンを飲んでごまかしながら動いていた感じです。
 仕事中に涙が止まらなくなってトイレに籠もったのも、夫と口論になってギャーギャー泣き喚き、パニックになって制御が利かなくなってしまっていることに気づいたのもこの頃でした。夜は眠れなくて、不安で呼吸困難になったり、死にたくなったり…
 1年前のあの時は本当に辛かったです。それに比べると、今は夫も理解してくれるようになったし、仕事も休んでいるので精神的にとても楽になりました。脳の中にあったモヤが半分くらい減った感じがします。これは、私にとって大きな変化です。

 たぶん、変わり始めたきっかけは婦人科でPMDDと診断を受けたことです。自分が長年悩んでいた二重人格について、自分の性格なのだと思っていたがそうではなく病気だったということを知れて不安が一つ減りました。
 しかし、その直後に不妊症が発覚しました。それは、私にとって追い討ちをかけるように精神面を壊すイベントでした。下の⑥までに起こったイベントは立て続けに私の心を蝕んでいきました。

 ① PMDDと診断されて、病気だとわかった
 ↓
 ② この病気、閉経まで治らないのでは?
 ↓
 ③ 妊活始めたいけど、治療法ってピル?!
 ↓
 ④ 不妊症発覚
 ↓
 ⑤ 不妊治療開始
 ↓
 ⑥ 妊娠するも流産

 不妊症で悩んでいる方は多く、妊娠しても反復流産してしまう方もいます。中には死産を経験された方も…。不妊症の悩みだけでもストレスが多いのに、PMDDで毎月不安定な時期があるなら尚更、精神的に追い詰められるのは当然のことですよね。

 私が流産したのは5月末のこと。それから休職して毎月ほんの少しずつですが体調が良くなっています。

 5月 ご飯が食べれなくなる、声が出なくなる
 ↓
 6月 果物、ゼリーなら食べられるようになった
 ↓
 7月 声が出るようになった
 ↓
 8月 ご飯が食べられるようになった
 ↓
 9月 外出時、化粧ができるようになった

 自分なりに行った具体的なリハビリ内容は、カラオケ、ウォーキング、旅行です。
 カラオケはストレスで声が出なくなったので、初めは小さな声でも好きな歌を口ずさめるようになるように通いました。元々カラオケ好きなので…笑
 ウォーキングは1日1000歩から朝毎日するつもりでしたが、3日坊主で気まぐれのため続かず、たまにイライラ考え事しながら歩いていると気づいた時には4㌔歩いてたこともあり、自分で驚いたくらいです笑
 旅行は、私が家に引き篭もってばかりいるので夫が連れて行ってくれました。コロナもあり、ドライブがメインですが、山や海、森林に連れて行ってくれたので気分転換になりました。鬱を治すには自然の中に入り、黄昏れるのが一番だと思います。

 こうして、私は自分なりにリハビリをしながら病院に貰った薬(セルトラリンロラゼパム)を飲んで、PMDDと向き合ってきました。今は夫がサポートしてくれるので改善に向かえていますが…そもそも元はと言えば、夫が何もしなかったことがきっかけで発症したと思っているので、前にカッとなった時に「PMDDになったのはあんたのせいだからね!責任とってよ!」と言ってしまったことがあります。夫は「それはすごくショック。そう思ってたんだ。」とかなり落ち込んだ様子でした。それを気にしてサポートするようになったのかはわかりませんが…とにかく、夫も変わった事で私は回復できていると思います。夫だけでなく、周りの環境もそうですけどね!私は断れないので仕事を何でもかんでも押しつけられるタイプなので、人一倍仕事量が多かったのですが、病気になってからは職場の対応も変わりました。私の仕事がかなり減りました。母の対応も、以前は頑張りなさい、踏ん張りなさい、諦めず最後までやり遂げなさい、気配りをしなさいという教育方針でしたが、無理をしないようにと言うようになりました。

 今の目標は、出来る家事が増え、体調が良いか普通の時期が増え、自分の好きなことが出来、規則正しい生活リズムを整え、自分らしく生きれるようになりたいです。死にたくならないように、体調の良い時に楽しい思い出が作れたらな…「生きてるって感じ」を感じられるような素敵な日が増えたらな…

 切なる願いが叶いますように。そして、同じ病気の方々の励みになりますように。

心療内科の先生

こんにちは!はなです。

 今日は午前中に心療内科へ行ってきました。待合室の時間は地獄の時間です。動悸と冷や汗と息切れで今にも逃げ出したい気持ち…なんとか呼ばれるまで倒れずにいられました。

 看護師に「少し見た目は元気になったみたい」と先生に「見た目は元気そうだけど!前はふにゃふにゃだったから心配だったけどよかった」と言われました。
 たしかに以前より薬の飲むタイミングがわかってきて、精神症状が悪化する前に飲むことができるようになりました!なので精神的には先生にもわかるほど少しずつ元気になっているようです。少し嬉しかったです。

 診察は、いつも緊張して言うこと忘れてしまうので、今日はメモを用意してきて読ませていただきました。『薬の飲むタイミングがわかってきて落ち着くのが早くなったし、外出時の不安感も少し軽減した気がします。でも、まだ排卵期になると倦怠感や吐き気、頭痛下痢と便秘などの身体症状が酷く、とても働ける状態ではないです。』

 先生「そっかぁ。じゃあどうする?前のSSRIはどうだった?」


 『先生、この前のSSRIは副作用が酷くて吐いてしまったのでそれ以来使っていません。
 今、一番辛いのは身体症状の酷さで、それが精神的ストレスになっています。皆のように働きたいと思う一方でこのままじゃ働けないという気持ちと葛藤しています。焦るとイライラしてその繰り返しです。職場からくる電話もストレスです

 『私なりに調べているんです。最近、東京の婦人科医がサイトに載せている情報を発見しました。潜在性鉄欠乏貧血がPMSPMDDに関与しているという情報です。私は朝起きれなかったり立ちくらみが酷かったりしていたので、貧血があると思ってプルーンの入った鉄のサプリを使っていました。血液検査では問題ありませんでした。潜在性鉄欠乏症は血液検査ではわからないみたいです。それの改善方法がフェリチン鉄の摂取だそうで、サプリで補う必要があるとのことです。
東京ではこれがPMS.PMDDの最初の治療法になっているそうです。早くて3ヶ月〜半年で身体症状が改善しているとのことでした』

『倦怠感からミネドリンという栄養ドリンクやビタミン剤、プロテインを飲んだりもしていますが効果は一時的で改善されたように思いません。
フェリチン鉄の摂取で身体症状が改善するならその薬かサプリメントを試してみたいのですが。』

 すると先生は、「サプリやらそういうのは先生にはわからないから。先生からすると、SSRIの治療が一番いいと思ってるから。でも自分がいいなと思ったものは始めてみたら?合わなかったらやめて、合って体調が改善するならそれが一番いいから。先生からはいつもの漢方12番とロラゼパムを処方しとくね。薬が切れたらまた来て!今日は土曜日だから診断書書く暇がないから平日にきてね。」とのこと。

 先生は、心療内科内科しかわからないんだとおもう。町医者だから仕方ないと思う。でも先生みたいに、わからないことはわからないってはっきり言ってくれたほうがこちらとしては助かる。身体症状と精神症状が両方あって悩まされているPMDD患者は自分で治療法を模索しろというような感じ。東京では進んでいるけど、まだ全国に広まっていないみたい。私の先生は、むやみやたらに制止することもしないし。患者の要望を聞いてくれるのでとても優しい先生なんじゃないかなぁ?まだマシな方かもしれない。メモ見て話してたけど元気そうって言われた。忙しそうだったから早口で喋ったけど、言いたいこと3分の2は言えてよかった。

次は2週間後…