hana_pmdd’s blog

はなのPMDD闘病アカウント。PMDDという生理前症状があることを1人でも多くの方に知ってもらいたい。

夫婦でいたい。

 昨日、家に帰りたいという気持ちが抑えきれず、実家を飛び出しました。自宅に着いて母に「今日は家に居たいから迎えに来ないでください」とLINEをしてデグー達と戯れていました。夫に会いたくて、本当は離婚したくなくて…


 夫は仕事から帰ってくると私に気づいてまた少し怯えます。早く追い出したい様子でしたが、私は頑として動きませんでした。


 私は症状悪化の度に夫を傷つけていたことや負担をかけていたことは気づいていたし、初めから共倒れになりたくないと思っていて、母には「夫を助けて欲しい」と伝えていました。母も理解しており、「大丈夫?何かあったらいつでも呼んでよ」と声をかけていました。しかし、夫は言えない、相談できない、強がる、抱え込む性格で、私の母の声かけにも「大丈夫です」としか答えませんでした。母もそれ以上は何も出来ず何ヶ月もその状況は変わりませんでした。


 今思うと、もっと早くに本当の現状を母に知ってもらうべきでした。夫の支える側の悩みというものは、周りから見ている以上に何倍も大きなもので…。
言えないというのは本当に辛かったと思います。もう、懲り懲りだというのが夫の気持ちだと思います。不妊治療だけでなく、私との関係性に終止符を打ちたいと。もう、私に対して気持ちが無いと言われてしました。大好きだった夫を傷つけてボロボロにしてしまったのは私です。この罪は慰謝料云々では解決しないもの。死んでも償えない。それなのに私はもう一度チャンスをくれと夫に伝えた。もう二度と傷つけたりしないからと。信じられるだろうか?本当にこれから先私が回復していくと信じてまた支えようと思えるだろうか?


 母は私の夫への気持ちが強いこと、夫が今まで本当に私の支えになっていたのだと感じたと思います。「もう一度考え直してくれんかね?私も含めて3人で暮らす方法とか。私が貴方に背負わせすぎたんだと思う。もっと助けてあげればよかった。ごめんね。」と夫のに伝えました。夫は泣きながらもまた「大丈夫です」と言いました。


 もう、夫婦には戻れないことを覚悟しています。またやり直したいと思うけれど、夫の心の傷は癒えることはありません。私も同じです。でも、同じだからこそやり直せるのかなとも思います。まだわからないけど、夫を心から信じることが出来た気がしました。夫は私の事を愛してくれていた。そのことがわかって幸せでした。


 今、私に出来ることは、自分が元気に回復すること。そして、夫を一人にしてあげてゆっくり休養させてあげること。連絡もせず、会いもせず、これからは約束を守ってお互いの回復を目指したいと思います。とりあえず、今日は気分の落ち込みが酷く、頭痛もしているのでベッドから出られそうにありません。無理せずゆっくり頑張ります。